こんにちは。細密画・ペン画家として全国で展示活動している
安藤 光といいます。
今回は自分のことについてと
全く絵が売れない状態から100枚ほど絵を売ってきた現在までをお話ししていきたいと思います。
今の私
私は福島市在住、1986年生まれの超インドアです。
いままで私は、独学で絵を描いて100点以上売ってきました。
それだけで生活するにはまだまだかかりそうですが・・・
なんとか近年は黒字にすることができるようになりました。
最初は1枚も売れませんでした
活動当初は展覧会に出品しても1枚も売れませんでした。
大学は卒業したものの就職は決まらず、
アルバイトをしながら展覧会の参加費を捻出する日々。
参加費も数千円~5万ほどかかるものもあり
出れば出るほど赤字。
だんだん活動資金もなくなっていくので
出品する頻度を減らしたり、
参加費が安い公募展などを
探すようになっていきました。
アルバイト自体も転々としながら
30歳過ぎまでフリーターでした。
社会的にはかなりの落ちこぼれです。
仕事も絵もこのまま続けても
何の成果も得られないまま
歳を取っていくのではないかと
卑屈になっていきました。
様々なイベントに挑戦!結果は・・・
展覧会だけじゃなく
たくさんの人に見てもらたら売れるかも・・・と思い
様々なイベントに挑戦してみました。
高額な出展費を払い
デザインフェスタにも一人で出展しました。
見に来てくれる人はいます。
出展者の方々とも知り合えました。
しかし絵は売れません。
一緒に出していたポストカードが数十枚売れた程度でした。
それからも失敗の連続
初めてのデザフェスで大失敗した私は、
グループ展に出しながら、
今度は公募展、同人誌即売会に挑戦しました。
しかし公募展も出品費が高く
落選を繰り返し、
入選しても見返りがないものばかりでした。
友人に誘われて同人誌即売会にも出ました。
県内だと参加費は
数百円から2千円くらいで
展覧会と比べれば格安でした。
会場ではグッズや小冊子を頒布する
ということは知っていたので、
最初はペン画のポストカードを
何種類か刷り机に置くだけでした。
抽象モチーフなので
なかなか手に取ってくれる人も少なく、
消極的な性格だったので
なかなかお客さんに声をかけられず
機会を逃していたかもしれません。
結果は・・・参加費+交通費合わせるとやはり赤字でした。
初めて絵が売れた時
活動を始めて2年後、
とある公募展で入選した際、
たまたま見に来たギャラリーのオーナーさんの目に留まり
2013年、ギャラリー企画で
初めて個展をさせていただくことになりました。
そこで初めて原画が売れる事になります。
次の年の公募展でも入選後作品が1枚売れ、
もっとないかと問い合わせが来ました。
結果2枚買い手が付く結果となりました。
だんだんと絵が売れ始める
相変わらずグループ展では1枚も売れませんでしたが、
その後個展は毎年開催させていただくことになり
幸いにも毎年2~3点ほどの買い手が付きます。
福島や宮城の同人誌即売会で知り合った方も
来てくれるようになりました
別の公募展では銀賞をいただき初の賞金を手に入れ、
その副賞で銀座での
個展が決まったり(もちろん絵も売れました)、
グループ展でも少額ですが
絵が売れるようになっていきました。
少しずつですが良い結果が出るようになってきたのです。
自分にも自信がつきより
前向きに行動するようになっていきました。
なぜ売れた!?その理由
今までは絵を描いて壁にかけて大体で値段を付けるだけでした。
好きなことばかりに集中し、
PC作業や展示の際の説明文など
嫌いなことからは逃げていたのです。
小売店のアルバイト経験から
商品の魅せ方を絵の展示に活かせるのではと
考えるようになりました。
活動をしていると確かに絵は上手いけれど
売り方に関しては素人という人はよく見かけます。
あなたもできる画家活動
目指すところも活動も人それぞれ。
何事も最初から上手くいく人はなかなかいません。
当時の自分もそうだったように
働きながらぎりぎりの月給で
活動している方もたくさんいます。
やり方や行動によって驚くほど変わります。
それを自分が身をもって証明してきましたし、
これからも続けていきます。
このブログでノウハウを発信していって
少しでもあなたのお役に立てればと思っています。
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