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展覧会DMが果たす役割
展覧会の案内はがき(DM)は、展示会の第一印象を決める重要なツールです。
店舗置きDMなどで目にした人は、
あなたの作品を見たことがない場合がほとんどです。
そこで「どの作品を載せるか」は来場率に直結します。
作品次第で「行きたい」という感情を生むか、「スルーされる」かが決まるのです。
この記事では、DMに載せる作品を選ぶ際の 6つの具体的な基準 と、
実際にDMを作るまでの ステップごとの手順 をわかりやすく紹介します。
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DMに載せる作品を選ぶ6つの基準

1. 足を運びたくなる魅力的な作品を選ぶ
DMは「来場までの導線」です。
初めて見る人の目を引き、現物を見たくなる作品を選ぶことが最重要です。特に初めてあなたの作品を見る人にとって、DMで一番魅力的に映る作品を載せることが来場につながります。
2. 飾りやすいサイズの作品も候補に
大作だけでなく、飾りやすいサイズの作品を選ぶことも有効です。
来場者には「部屋にも飾れるサイズがいい」と感じる人も多く、そうしたニーズにマッチする作品がDMに載っていると親近感が生まれます。
3. 印刷時の見え方を確認する
DMは最終的に印刷されます。
細密なペン画や濃淡の弱い線画は 縮小印刷すると見えにくくなることがあるため、印刷前に縮小見本を必ずチェックすることが大切です。
4. 展覧会のテーマに沿っている作品を選ぶ
DMで伝えたいのは「どんな展覧会か」です。
テーマとズレた作品を載せてしまうと、来場者の期待と展示内容が合わず、
興味を失わせる原因になります。
展示全体のテーマを一番象徴する作品を選びましょう。
5. 実際に展示する作品を使う
DMに掲載した作品が展示されないと期待外れ感を与えてしまいます。
過去の代表作を載せたい気持ちはあっても、
展示現場にない作品は原則避けるのが安全です。
6. 制作の「今」を伝える作品を選ぶ
展示は「現在の表現」を示す場です。
過去作よりも、いまの制作スタイル・技法がわかる作品を載せることで、
あなたの制作の現在地を来場者に伝えやすくなります。
DM作成の実践ステップ

ここからは、実際に作品を決めてDMを作るまでの流れを具体的に解説します。
ステップ1:展示テーマを一文で言語化する
まず「今回の展示で何を見せたいか」を一文にまとめます。
例:
- 「日常の風景を抽象的に再構築する」
- 「線の繰り返しで心の変化を描く」
一文にすることで、作品選びの基準が明確になります。
ステップ2:候補作品を3〜5点ピックアップ
一度に1点に絞るのではなく、テーマに合う 複数の作品候補を出す ことで比較できます。
そこから「印象」「印刷での見え方」「展示との整合性」を比べて最適な作品を選びます。
ステップ3:縮小見本でバランスをチェック
候補が決まったら、実際のはがきサイズに縮小印刷してバランスを確認します。
文字情報を入れた場合の見え方もチェックし、読みやすくレイアウトすることが重要です。
DM以外の告知ツールとの使い分け

現代では SNSやウェブサイト を併用することが成功の鍵です。
DMは手元に残る強い印象を与える一方、SNSは日々の更新や制作裏話を通じて期待感を高める役割を果たします。両者を連動させることで告知効果が高まります。
まとめ:DMは展覧会の第一歩
DMは単なる「案内」ではありません。
初めて見る人にあなたの世界観と展示内容を直感的に伝え、
来場へつなぐ重要なツールです。
選ぶ作品・言語化されたテーマ・縮小印刷の確認など、
丁寧な準備が来場率を左右します。
これを読んで
「DM作成の手順がわからない」
「何を載せればいいかわからない」という悩みが解消できれば幸いです。
次の個展が決まったら、この記事のステップを参考にDMを準備してみてください。
