画家に必要な4つの要素を紹介【画家になるために】

こんにちは!ペン画家として活動してる安藤光と申します。
今回は画家として活動するために「画力」以外に必要な要素を解説していきます。

画家に必要なこと

画家に必要な要素①作品制作

作品を制作し続けられるモチベーションや忍耐。
画家は一回展覧会を開催したくらいではなかなかいい結果は出ません。
どんなに絵を描いても、どんなに自分で素晴らしい作品が描けたと思っても、売れない時は全く売れず、評価されるのは1年後か10年後かわからない世界です。
そんな辛いときにも、自分を信じてぐっとこらえ、絵を描き続けられる忍耐力こそが大成した画家の誰もが持つ適正です。

なので継続的に作品を制作できる、活動できることが画家に必須の条件です。
私の体感として活動を始めたときはたくさんいたライバルたちもいつしか描かなくなっていき、
マイペースに活動していた私だけが十数年たった今も継続して絵を描き続け活動している。
どんなことがあっても描き続けられる、活動し続けることも画家の素質なのです。

画家に必要な要素②作品を売ること

描いた絵を売る=収入を得るという活動スタイルの場合、作品が売れなければ次の作品制作もままならなくなります。いまだに「芸術はお金じゃない」という考え方の人もいますが、現実に収入がなければ活動を続けていけません。
なので画家は絵を描くこと以外にお金のことも考えなければなりません。
例えば
アート市場について勉強する
作品の販売の仕方について考える
情報発信をする
コミュニケーションや販売のスキルを身に着ける
など絵を売るために何ができるか考える必要があります。
年間の収入金額が上がれば確定申告のための会計のスキルも必要になります。
お金の話をすると「売るために絵描くのか!」と混同する人もいます。
が売るスキルと絵を描くスキルは全く別です。
私は好きな絵を描いてそれを100枚以上売っています。
展覧会会場で高級な絵を販売することってお店で高級腕時計やジュエリーを販売することと似ていて
じゃあ高級腕時計を販売するためには何をしているかっていう話なんです。

画家に必要な要素③スケジュール管理

画家は主に展覧会をして作品を展示・販売が主な活動になります。
年に1回展示をして1年分の生活費を稼げる人はいいのですが9割以上はそうではありません。
時には毎週のように展覧会に出品することもあるかと思います。
そうすると展覧会に作品を送るor持ち込む日が決まっていてその搬入日=「締切」になります。
そうした「締切」までに作品制作を間に合わせたり、個展の準備など
画家も1人の社会人としてスケジュール管理が求められます。
なのでスケジュール管理がルーズだと関係者に迷惑がかかったり信用を失うことことにもなりかねませんので注意しましょう。

画家に必要な要素④旺盛な好奇心・探求心

いつの時代も画家の制作意欲を支えるのは旺盛な好奇心です。どんなに技術があっても、描きたい絵が思い浮かばなければ作品は生まれません。
また自分あった表現や画材の研究も大切です。
多くの画材を知ることで自分が描きたいものに近づいていきます。

何かを生み出したいという衝動は、様々な刺激を受けることで駆り立てられていきます。
よく「感性を磨く」と言います。持って生まれたものではなく感性とは自分が見てきたもの触れてきたものの蓄積により磨かれます。年を取ると時代の変化についていけないとよく言いますが、その「時代」の流行に積極的に触れることで「今」が分かり「感性」を維持・磨くことにも繋がります。
その結果、自分の表現の幅も広がります。これも好奇心がないと流行を追おうとしないのでそんな画家は「感性」がアップデートされず「古い」表現以上のものを出力できなくなります。(自戒を込めて)

おわりに

いかがでしたでしょうか
ある程度画力があってよい絵が描ける前提でのお話でしたが
画家活動していくうえで「画力」以外の要素を紹介しました。
絵を描いてはいるがこのままでいいのかもやもやしているあなた、
後々やらないことで後悔しそうなら
行動してみることをお勧めします。
幸いにもネットで調べれば
今は何から始めればいいか見つけることもできるでしょう。
意外と行動してみるととんとん拍子に進むものですよ。

あなたの「挑戦」を陰ながら応援しております。
共に後悔しない充実した人生を歩んでいきましょう!

ではまた!