近年インタネットの普及と流行り病もあり、
ネットオークションなどで一般の方でも入札・出品ができるようになりました。
作家側も会場での展示のほかに自前のオンラインショップを持つようになり、
絵画を販売するサイトを運営する企業も多くあり、
絵画など美術品の購入もネットで気軽に購入できるようになりました。
そんな美術品を購入する敷居が下がった昨今ですが、
ギャラリーや百貨店では毎週展覧会が開催され多くの来場者が美術作品を購入していきます。
本記事では百貨店での絵画購入についてメリット・デメリットを解説していきます。
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百貨店で販売されている絵画の特徴
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週替わりで展覧会が開催され存命作家の新作展がよく開催されている傾向があります。
百貨店で販売されているアート作品はある程度高額な作品や、
若手作家などが多くなってきているようです。
昨今ではネット上でもアート作品が販売されるようになりました。
存命作家に限らずネットオークションなどですでに亡くなった作家の作品や
版画作品などが多く販売されています。
そしてすでに亡くなった作家である程度の値が付いているものは偽物も作られやすい傾向にあります。
作家本人がいないので偽物が暴かれにくいというのが理由のようです。
百貨店で存命作家の作品を扱うのは本物であるという点も大きな特徴と言えます。
百貨店で購入するメリット
信頼性がある
百貨店で絵画を購入する最大のメリットは全部本物であるということです。
有名な物故作家さんなどは偽物が出回ったりするそうですが、
百貨店で購入する場合はその心配をする必要がないこと、
万が一購入後、偽物だったとわかっても百貨店が保証してくれます。
作品の質が高い
百貨店で展示するということは誰でもできるわけではなく
画商や百貨店に厳選された作家しか展示できません。
したがって作品クオリティが全体的に上がります。
百貨店で購入するデメリット
価格が割高
ギャラリーで展示・販売する作家さんより価格は高い傾向にあります。
それは売り上げを百貨店・画商・画家で分配する事になるためどうしても割高になります。
絵画販売は大都市など地域限定
ギャラリーは街中にもありますが百貨店は
都市部にあることが多いのでどうしても
「絵画販売している百貨店は遠方」
という方も多くいる事でしょう。
いくらインターネットで絵画販売が普及したとはいえ、
やはりまだまだ現物を見ての購入が主流です。
もし遠方で普段は百貨店には行けないという方も
気になる作家さんや推しの作家さんが展示する際には
お出かけのきっかけとするのも良いかもしれませんね。
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おわりに
百貨店で絵画を購入するメリット・デメリットなどを紹介しました。
毎週週替わりで様々な展覧会が開かれていますから、
未だ見たことない選び抜かれた作品と出会う楽しさもあり、
もしかしたらお気に入りの作品や作家が見つかるかもしれません。
飾りやすい絵画が額付きで販売されていますので初めて絵画購入する方にもおすすめです。