ポートフォリオのサブコンテンツについて【画家の必須アイテム】

こんにちは!ペン画家として活動中の安藤光です。
以前紹介しました展覧会会場などで設置してある
作家のポートフォリオ(作品ファイル)について、
今回はメインとなる作品以外のサブ的な内容を解説していきます。
作品や経歴以外に何を入れようと検討中の方、参考になれば幸いです。

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ポートフォリオのサブコンテンツ

私が考えた内容としましては
・ステートメント
・活動初期からの絵柄変遷
・画材紹介
・新聞や雑誌スクラップ(過去の掲載記事)
・作品メイキング
です

メイキングは現在作りかけですが、
それ以外は私のポートフォリオに収録しています。

それでは一つずつ解説していきます

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ステートメント

まずステートメントとは「なぜ作品を作るのか作家としてのスタイル」みたいな作品共通のテーマみたいなものです。
動機や背景、テーマなどを書くわけですが
長く活動していると気づきや社会情勢の変化、環境に影響され考え方が変わっていったりします。
なのでステートメントもどんどんアップデートされていくはずです。
根本的な制作の姿勢は変わらなくとも活動初期には言葉にできないことも経験を積んでいくことでいい表現が思いつくこともあります。
私もそうでした。

A4用紙びっしり書く方もいれば2~3行で済ます方もいますが
ポートフォリオの中ではより詳しく書いた方がいいです。
なぜなら会場で自分のポートフォリオまで見てくれる方は自分の作品に興味を持ってくれて「より作家や作品のことを知りたい」と思っている可能性が高いからです。

絵柄変遷

活動初期から現在まで何かに影響されたり、
周囲の環境の変化で考えが変わったり、使用画材にも変化があったり
活動年数によっては作風も初期の頃とは全然違う方もいると思います。
そんな活動初期から現在までの作風の変化を
ステートメントとともに
作品画像や文章で解説するページもあるとより理解が深まるかもしれませんね。

私はフローチャートにして作風の派生を図にしています。

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本当はさらに解説文があるとわかりやすいかもしれません。(今後改良していきます)
ステートメントと同じように
年代で区切ってそれぞれ代表する作品を掲載するのもありでしょうし構成は人それぞれなので自分の作風の変化を見つめなおすという意味で整理、収録してみるのも面白いと思います。

画材紹介

これは普段使ってる画材の解説など写真付きでまとめるとわかりやすいですね
私は年代によって使用画材が違うので
年代ごとに区切っています。

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メイキングと合わせて使う道具を解説していくのもいいかもしれませんね。

掲載記事

これは過去に雑誌や新聞に掲載された記事をスクラップ形式でまとめたものです。

例えば

・個展紹介
・公募展受賞
・インタビュー
・グループ展主催
などなど

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過去の新聞記事などは見逃すとほとんど見ることはできません。
活動の記録としても重要なので見逃さず取っておきましょう。

作品メイキング

普段どうやって作品を制作しているのか、
使用道具や技法などを画像付きで解説します。

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私の場合はが画材紹介は別ページにして制作工程のみを解説しています。
メイキングや画材紹介は個展などで作品と一緒に掲示する際にも作っておくと便利です。
私も今年10月の個展でも作品の横に掲示しました。
興味を持ったお客さんがじっくり読んでくれたり結構好評でした。

以上ポートフォリオのサブコンテンツの解説でした。
紹介した以外にも収録したいものや
お客さんから質問が多い内容などがあれば
どんどん追加で収録していきましょう。
ポートフォリオは作って終わりではありません。
あなたの活動の記録でもあるので
活動し続ける限りアップデートしていきましょう。

それではまた次回!