ペンだこが痛いときの解消法と対策

ペンを長時間使っていると、指の同じ場所が硬くなったり、
赤くなったり、押すと痛くなったりすることがあります。

いわゆる「ペンだこ」です。

ペンだこは、ペンを握るときに繰り返し加わる摩擦や圧迫によって、
皮膚の角質が厚くなることで生じます。

文章を書く人だけでなく、
イラストレーターや画家、楽器を演奏する人など、
手や指を同じように使い続ける人にも起こります。

私自身、細密な線を描く制作を続けているため、
ペンを持つ指に負担がかかることがあります。

そこで今回は、ペンだこが痛む原因から、解消法、筆圧や握り方の見直し、
患部を保護する方法まで、ペンを使う人が実践しやすい対策をまとめます。

ただし、指の痛みがすべてペンだこによるものとは限りません。皮膚ではなく、関節や腱、筋肉などの内部が痛む場合は、別の原因が考えられます。痛みが強い場合や長引く場合は、無理をせず医療機関に相談してください。

ペンだこができる原因

ペンを強く握っている

ペンだこの原因として、まず考えられるのが筆圧や握る力です。

細かい文字や線を描くとき、ペン先を安定させようとして、無意識にペンを強く握ってしまうことがあります。特に細密画のように、同じ場所へ長時間線を重ねる作業では、指の一部分に圧力がかかり続けます。

ペンを強く握るほど、ペン軸と皮膚が接触する部分への負担も大きくなります。

ペンの軸や角度が指に合っていない

ペン軸が細すぎると、安定させるために指へ力が入りやすくなります。また、ペンの角度によっては、特定の指の側面にペン軸が集中して当たります。

同じペンを使っていても、握る位置や角度を少し変えるだけで、圧力がかかる場所が変わることがあります。

長時間、同じ動作を繰り返している

ペンだこは、一度の強い圧力だけでなく、日々の繰り返しによって生じます。

文章を書く、絵を描く、楽器を演奏する、工具を使うなど、手や指の同じ場所に摩擦や圧迫が加わる活動では、皮膚が厚くなることがあります。

そのため、ペンだこの対策では、ペンそのものだけでなく、作業時間や手の使い方も見直す必要があります。

ペンだこの対策

筆圧を下げる

ペンだこの対策として、まず見直したいのが筆圧です。

「きれいな線を描こう」とすると、ペン先を安定させるために力が入りやすくなります。しかし、ペン先を紙に押しつける力と、ペンを握る力は必ずしも同じではありません。

使いやすい太さやグリップのものを選んだり、
猫座だと筆圧が高くなりやすいとのことで姿勢を正す意識をしたり、
筆記用具の持つ位置を上のほうを持つよう意識するなど
普段の書くという意識を少し変えてみるのも大事です。

ちなみに私は筆圧で押し付ける力を握る力に変換しました。
筆圧は下がりましたが代わりに握りしめるのでペンだこが痛みやすくなりました。

ペンの握り方を変える

ペンだこができる場所は、ペンが繰り返し当たる場所です。

そのため、握り方を少し変えるだけでも、負担を分散できる場合があります。

  • ペンを握る位置を少しずらす
  • ペンの角度を変える
  • 指先だけでなく、手のひら側でも支える
  • 同じ指の一点に力が集中しないようにする
  • ペン軸が細すぎる場合は、太めのグリップを試す

ただし、握り方を変えることで別の場所に負担が移ることもあります。
痛みが出ない範囲で、少しずつ調整してください。

作業時間を分割する

長時間描き続ける場合は、作業時間を分割することも有効です。

例えば、30〜40分描いたら数分手を休める、あるいは細密作業と別の作業を交互に行う方法です。

休憩中は、手を強く揉んだり、無理に指を伸ばしたりする必要はありません。ペンを置いて、指や手首を自然に休ませるだけでも、同じ場所への圧迫を減らせます。

ペンだこが当たる場所を保護する

ペンだこができた場所に、クッション性のある素材を当てる方法もあります。

市販の保護パッドやテープなどを使い、ペンと皮膚が直接こすれないようにします。ただし、厚すぎるものを貼ると、ペンの握り方が変わって別の場所に負担がかかることがあります。

保護する場合も、痛みを隠して作業量を増やすためではなく、患部への刺激を減らすために使うことが大切です。

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ペンだこの解消法

ペンだこができてしまったら元に戻るのは時間がかかります。
普段できるペンだこ解消法を紹介します。

痛みが出る作業をいったん休む

ペンだこが痛いとき、最初に行いたいのは患部への負担を減らすことです。

痛みがある状態で描き続けると、皮膚への刺激が続くため、改善しにくくなります。
痛みを感じた日は作業時間を短くする、
別の作業に切り替える、握る位置を変えるなど、患部を休ませる時間を作ってください。

ペンだこは、原因となる摩擦や圧迫を減らすことで、徐々に改善することがあります。

ぬるま湯で皮膚を柔らかくする

硬くなった皮膚が気になる場合は、入浴時などにぬるま湯で柔らかくする方法があります。
特に、硬くなった皮膚にひび割れがある場合は、
ぬるま湯につけて角質をふやかします。
皮膚が軟らかくなったら、タオルやつめやすりで角質をこすり落とします。

皮膚が柔らかくなった後にマッサージも◎

保湿して乾燥を防ぐ

上記の角質をこすり落としてからハンドクリームやワセリンなどで保湿することも対策になります。

入浴後や手を洗った後などに保湿クリームを塗るなど保湿しましょう

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まとめ

ペンだこは、ペンを握るときの摩擦や圧迫によって、指の皮膚が厚くなることで生じます。長時間の制作や筆圧の強い作業では、同じ場所に負担が集中しやすいため、痛みを感じたらまず患部を休ませることが大切です。

ペンだこの対策としては、筆圧を下げる、ペンの握り方や角度を変える、作業時間を分割する、保湿するといった方法があります。硬くなった皮膚を無理に削ったりするのは避けてください。

ペンだこの解消で重要なのは、痛みの原因となる圧迫や摩擦を減らし、
手や指に無理のない状態で制作を続けられるようにすることです。

なお、指の内部が痛む、しびれがある、腫れや熱感がある、休んでも痛みが続くといった場合は、
単なるペンだこと決めつけず、皮膚科や整形外科などの医療機関に相談してください。