これまで制作を続けてきた中で「いったい何を描いているのか」を本質的なテーマとし、現在に至るまでの自作品を分析・考察した展覧会の第二弾。本展では細密画を描くwogaと2回目の二人展でお互いの制作に対する共通点、相違点、を明確にし言語化を試みました。
展覧会概要
会期:2023年11月28日(火)-12月3日(日)
11時-19時(最終日17時)
会場:The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9,2F ACT4
展覧会ページ
二人展コンセプト
展示作家プロフィール
woga
自然現象・風景を表現したい想いがあります。ただ、そのままに描くのではなく、
自身の身体を通った自分なりの感覚的・概念的な表現をしたいと考えています。
その方法のひとつとして、「無意識的に小さな形を繰り返し描く」という試みをしています。
「思い通りに描きたい」という思いから離れて、無意識的に描くことで、
自然現象・形の概念的な表現ができるのでは、と考えています。
作家プロフィール
1982 山形県生まれ
2015 展示活動開始
主な展示歴、活動歴
2015 狂喜乱舞展 (The Artcomplex Center of Tokyo)
2015 リビドー展 (新宿眼科画廊)
2016 OROFES VOL.5 (The Blank Gallery)
2017 【個展】I/O woga solo exhibition (ガレリア原宿)
2018 ARTCONNECTION4 (ギャラリーオフグリッド)
2020 2019年度 大細密受賞者展 (The Artcomplex Center of Tokyo)
2020 【個展】woga solo exhibition -shapes- (Artcomplex Center of Tokyo)
2021 2020年度 大細密受賞者展 (The Artcomplex Center of Tokyo)
2021 【二人展】hikaru ando x woga exhibition (The Artcomplex Center of Tokyo)
2022 2021年度 大細密受賞者展 (The Artcomplex Center of Tokyo)
2022 【個展】woga exhibition -phenomenon- (Artcomplex Center of Tokyo)
2023 語る抽象画展14 (Artcomplex Center of Tokyo)
2023 ACT.ion -first-展(Artcomplex Center of Tokyo)
安藤光
自然の造形にはミクロからマクロなものまで共通点であるフラクタル構造が存在します。
偶然+無意識で微細なパーツを描きこんでいくと、自然界に存在する数学的に定義できない
フラクタル要素を含んだモノへと収束していきます。手書きによる必然の積層が限りなく必然が
希薄な状態を作ります。アクション性の描画、自動筆記などの「偶然」とは別な視点から疑似的な
偶然の発現を模索しています。
作家プロフィール
1986年 福島県福島市生まれ・在住
2008年 石巻専修大学 理工学部 基礎理学科 卒業
2009年 画家活動を始める
主な展示歴、活動歴
2012年 個展 ドローイング細密画展@アートギャラリー絵の具箱/東京 ※以降年1回開催
2014年 個展 無題@美の起原/東京
2015年 美術新人賞デビュー2015 入選
2015年 walk the line -線に生きる、20代の作家たち-@ギャルリー志門/東京
2017年 大細密展2017@The Art complex Center of Tokyo/東京
2017年 2017美の起原展 奨励賞受賞
2019年 武蔵野アール・ブリュット2019@武蔵野市立吉祥寺美術館/東京
2020年 悪の建築展:最終章「大祭」@アーツ千代田3331/東京
2021年 武蔵野アール・ブリュット2021@武蔵野市立吉祥寺美術館/東京
2023年 いい芽ふくら芽inTOKYO2023@大丸東京店/東京