目次
こんにちは。
今回は「絵をどこに飾るか?」を風水の観点から掘り下げてみたいと思います。
実は、絵画のテーマや配置によって、
あなたの家の運気は大きく変わるとされているのです。
風水にまったく興味がなかった方も、インテリアの参考としてぜひ読んでみてください。
関連記事:【暮らしにアート】アート作品がある生活の5つのメリット
絵画と風水の関係とは?
風水とは、中国古代の思想で、
気の流れを整えることで運気を高めるという環境学です。
絵画は「空間の気」を大きく左右するアイテムであり、
「視覚から入るエネルギー」として重要視されています。
風水における絵の役割
- 気の流れを整える
- 空間の象徴(象意)を強化する
- 不足している五行(木火土金水)を補う
つまり、飾る場所と絵のテーマのバランスによって、
「恋愛運」「仕事運」「金運」「健康運」などを高めることができると言われているのです。
【方位別】おすすめの絵と飾り方
東:健康運・家族運

- おすすめの絵:青や水色を基調とした絵、植物の絵など
- 五行:木
- NG:枯れた風景、夕日、寂しい構図
明るく生き生きした絵で
「成長」や「再生」の気を取り込むのがポイント。
家族写真と一緒に飾るのも◎。
西:金運・子ども運

- おすすめの絵:花、動物、金色や黄色を基調とした作品
- 五行:金
- NG:モノトーンすぎる作品、冷たい印象の絵
華やかな雰囲気の絵で「喜び」や「実り」の運気を取り入れましょう。
かわいい動物や果実モチーフも金運UPに◎。
南:名誉・才能運
- おすすめの絵:太陽、鳥、赤系統、火を連想する絵
- 五行:火
- NG:水や海、暗いトーンの作品
燃えるような情熱の色が才能や自己表現を後押し。アートを飾るにはぴったりの方角です。
南東:恋愛・人間関係
- おすすめの絵:花、ハート、ピンク系の作品、ツガイの動物
- 五行:木
- NG:孤独や別離を感じさせる絵
愛や調和の象徴を飾って、良縁・人間関係を引き寄せましょう。
ペアのモチーフがとても良いとされます。
北:仕事運・対人関係
- おすすめの絵:湖や川などの穏やかな水、ブルー系の作品
- 五行:水
- NG:激しい水流、荒波、暗すぎる絵
「静」の気を活かすと集中力や人間関係の安定に役立ちます。書斎やデスク周りにぜひ。
北西:出世運・支援運
- おすすめの絵:山、高層ビル、しっかりした構図の風景画
- 五行:金
- NG:崩れかけた建築、倒れた木、歪んだ構図
どっしりとした重厚感のある絵を飾ると、目上の人や上司からのサポートを得やすくなります。
飾ってはいけない絵・場所とは?
1. 暗く不安を感じる絵
不安感・恐怖・悲しみを連想させるモチーフ(例:叫び、破壊、絶望)は避けた方が無難です。
2. トイレやお風呂場
「水」の気が強く、絵のエネルギーを流してしまう場所。
飾るなら、防水加工されたプリントや小作品で。
3. 寝室にエネルギーが強すぎる絵
燃えるような赤や、鋭い構図は睡眠の妨げに。優しく穏やかな絵が◎。
4. 鏡に映り込む配置
鏡に絵が映ると「エネルギーが倍化」されるため、強すぎる絵は注意。
【場所別】絵画風水の実践アドバイス
絵を飾る場所としてとくに影響が大きいのが、玄関・寝室・リビングの3つの空間です。
それぞれの役割と、風水における絵の選び方・飾り方を見ていきましょう。
玄関|良い気を呼び込む“顔”のような場所
風水では「気は玄関から入ってくる」とされており、家全体の運気を左右する最重要スポットです。
✅おすすめの絵
- 明るい風景(朝日・道・花畑)
- 開放感のある構図
- 静かに流れる水や山などの自然モチーフ
⛔避けたい絵
- 暗い色調やモノトーンすぎる作品
- 人物の背中や、視線を外に向けた構図
- 寂しさ・孤独・破壊を感じさせるモチーフ
ワンポイント
- 玄関正面の壁に飾る場合は、訪れる人がパッと心を開けるような「明るく前向きな絵」がベスト。
- 絵の“視線”や“道の方向”が家の中に向かっている構図は、良い気を家に招き入れてくれます。
寝室|休息と再生のための“癒し空間”

睡眠中は無防備な状態で、絵からのエネルギーを無意識に受け取ります。
そのため、強すぎる刺激は避け、心が安らぐ絵を選びましょう。
✅おすすめの絵
- 柔らかなタッチの風景画(森・湖・雲)
- ペアの動物(鳥・魚・猫など)
- パステルカラーや淡い色の抽象画
⛔避けたい絵
- 赤・黒・強いコントラストの作品
- 鋭い線や攻撃的な印象を持つ構図
- 戦い、孤独、叫び、悲しみを連想させるモチーフ
ワンポイント
- ベッドの頭上に飾る絵は、構図が安定していて“支えてくれる”ようなイメージがあると吉。
- 「安心感・愛・調和」をテーマにした作品で、穏やかな気を育てましょう。
リビング|人が集う“交流の場”

リビングは家族が集まり、訪問者を迎える場。つまり**“交流の気”が生まれる場所**です。
家庭運や人間関係、社交運に関わるとされています。
✅おすすめの絵
- 花束や植物(家族の繁栄を象徴)
- 幸福感のある抽象画や色彩豊かな風景
- 動物の群れや人の集まりを表す構図
⛔避けたい絵
- 淋しげな人物画(孤独感が伝わる)
- 無機質すぎる構成や、暗い色調の作品
- 一人ぼっちの椅子や、閉ざされた空間
ワンポイント
- リビングは「活動の場」なので、エネルギーが循環するような明るい作品がベスト。
- 家族写真のそばに飾ると、絵の気と家族のエネルギーが調和し、さらに良い循環を生みます。
まとめ|場所に合った絵で“気の質”を整える
場所 | 役割 | おすすめの絵のテーマ |
---|---|---|
玄関 | 気の入口 | 明るい風景、花、開放的な自然 |
寝室 | 休息・再生 | 柔らかい抽象画、湖、ペアの動物など |
リビング | 交流・社交 | 花束、色彩のある風景、楽しげな構図 |
おすすめの飾り方|風水+インテリアのコツ

- 高さは「目線」より少し上が◎
エネルギーが視界に自然に入ることで、無意識に気が整いやすくなります。 - 額縁にもこだわる
木製=木の気、金属製=金の気とされるので、方位やテーマに合わせて選ぶとより効果的。 - こまめに掃除&向きの調整
ホコリをかぶった絵や、傾いた額は気の流れを滞らせます。
最後に|気にしすぎは逆効果!
風水はあくまで「環境を整えるための知恵」であり、
絶対の正解があるわけではありません。
あなたが「この絵をここに飾りたい」と感じた直感こそが、
実は一番の開運ポイントかもしれません。