目次
「インテリアとして素敵な絵を買ったけれど、いざ飾ってみるとなんだかしっくりこない」
そんな悩みを持つ方は少なくありません。
このページでは、
- 絵をどこで買えばいいのか?
 - インテリアに合う絵の飾り方のコツは?
 - 絵を飾ることで暮らしはどう変わるのか?
 
といった疑問を、初心者にもわかりやすく解消していきます。
「アート=高級で難しいもの」というイメージではなく、もっと気軽に暮らしに取り入れる選択肢としての絵画を紹介します。
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絵ってどこで買うの?場所と相場を解説
1. 絵はどこで買える?初心者におすすめの購入先
「絵を飾りたいけれど、どこで買えばいいの?」という質問は非常に多いです。
ここでは、初心者でも安心して購入できる場所をまとめます。
1-1. 百貨店・画廊で購入する魅力
✔ 実物をじっくり見て選べる安心感
質感や色味、額装まで自分の目で確かめられます。インテリアとの相性を大切にしたい人には最適です。
✔ プロのアドバイスが受けられる
スタッフに「玄関に飾りたい」「モダンな部屋に合う絵が欲しい」と伝えれば、的確なアドバイスをもらえます。
1-2. オンラインショップ・作家公式サイト
最近ではネット購入も一般的になっています。
✔ 実例写真が豊富でイメージしやすい
✔ 価格帯も幅広く、初心者でも気軽に選びやすい
✔ 作家から直接購入できるケースも多い
※筆者もペン画をオンラインショップで販売しております。気軽に覗いていただければ幸いです。
2. 部屋別|おしゃれに見える絵の飾り方
せっかく購入した絵も、飾る場所や高さを間違えると魅力が半減します。
ここでは部屋ごとのおすすめ配置を紹介します。
2-1. リビング

- 広い空間なので「余白」が大事
 - 壁幅の7〜8割に収まるサイズが理想
 - 家具のラインと水平を揃えるとバランスが取れる
 - 絵の下に間接照明を置くと上質な雰囲気に
 
2-2. 寝室
- 落ち着いた色味や柔らかい抽象画が向く
 - 枕元やサイドテーブル上など、視線の高さを意識
 - 1日の終わりに心を鎮めるアートを選ぶ
 
2-3. 玄関
- お客さんを迎える最初の場所
 - 華美すぎない絵、小ぶりな作品が◎
 - 木製フレームや落ち着いた色味はどんな空間にも馴染む
 
2-4. 廊下・階段
- 複数の小品を等間隔に並べるとギャラリー風に
 - サイズや額縁を揃えると統一感が出る
 
2-5. トイレ
- 小さな作品が向く
 - 圧迫感を避け、明るい色合いを選ぶと効果的
 - 風水的にもカラフルな絵が良いとされる
 
3. 飾るときの基本ルール
高さの目安は「目線」
- 床から145〜155cmに絵の中心が来るようにする
 - 筆者も個展設営時は150cmを基準にしています
 
家具の上に飾る場合
- 家具幅の70%程度のサイズを選ぶと安定感が出る
 
壁の形に合わせる
正方形の小作品は複数並べて楽しむ
横長の壁には横長の絵
縦長の壁には縦長の絵

4. よくある失敗例と解決法
絵を飾るときに多いのは「なんとなく置いてみたけど、いまいちしっくりこない」というケース。
原因はシンプルですが、気をつけるだけで一気に印象が変わります。
✖ 壁を埋めすぎる → 空間に“余白”がなく雑多に見える
→ 絵は家具や照明と同じで「空間にリズムをつくる存在」です。
壁をぎっしり埋めると圧迫感が出て、作品の魅力も半減してしまいます。
解決法: 大きな一枚なら周囲を50cm以上あける、小品を複数飾るなら等間隔で揃えるとすっきり。
✖ 壁色と絵のトーンがぶつかる → 作品が沈む・浮く
→ たとえばダークグレーの壁に黒い額縁+モノクロ絵を掛けると、せっかくの絵が見えづらくなります。
解決法: 額縁を明るめに変える、あるいは壁色と補色関係にある作品を選ぶと視認性が高まり、作品が引き立ちます。
✖ 仮置きのまま放置 → 生活感が出る
→ フックやピンを使わず、棚に立てかけたまま長期間置くと「まだ途中の部屋」という印象になりがち。
解決法: 石膏ボード用フックや耐震ピンを使って壁に固定すると、作品の存在感が増し、空間の完成度が一気に上がります。
5. 絵を飾るメリット

絵を飾ることは、単なるインテリアの装飾ではありません。
日々の暮らしや気持ちに、想像以上の変化をもたらします。
✔ インテリア全体の完成度が上がる
同じ家具でも、背景にアートがあるだけで部屋が「モデルルームのよう」に見えることがあります。
壁が空白のままだとどうしても“未完成”に見えますが、絵があることで空間にストーリーが生まれます。
✔ 空間に「個性」と「奥行き」が生まれる
部屋の雰囲気は家具や照明だけでは均一になりがち。
そこに絵を一点加えると、視線が集まる「焦点」ができ、立体的で奥行きのある空間に変わります。
たとえば北欧家具に抽象画を合わせればモダンに、木製家具に風景画を合わせればナチュラルに、といった具合です。
✔ 日常に癒しや心の余裕が生まれる
毎日目に入る絵は、無意識に気分に影響を与えます。
柔らかい色調の絵は寝室で心を鎮め、明るい作品は朝のリビングで活力を与えてくれます。
お気に入りの絵があるだけで「帰宅した瞬間にホッとする」ような体験が得られるのです。
美術館に行かなくても、自宅で静かに豊かさを味わえる。
それが、絵を飾る最大の魅力と言えるでしょう。
まとめ
絵を買う場所、飾る位置や高さ、部屋ごとのポイントを押さえることで、インテリアとしての完成度は大きく変わります。
暮らしにアートを取り入れるのは特別なことではなく、誰でも気軽にできることです。
もし「どんな絵を選べばいいか迷う」という方は、まずは自分の好きな一枚を選んでみましょう。
日常の景色が少しずつ変わり、心に余裕が生まれるはずです。
筆者のペン画作品もオンラインショップや展覧会でご覧いただけますので、ぜひアートのある暮らしを楽しんでみてください。
私のペン画も各地で開催する展覧会や主催のオンラインショップなどで購入することが出来ます。
私の出品する展覧会のお知らせはこちらの公式LINEやHPのお知らせ欄で配信しています。
是非、足を運んで生で作品を見ていただけると嬉しいです(見るだけでも大歓迎です)
安藤光作品もオンラインショップでたまに販売しています。
是非覗いてみてくださいね。

