私は最近どうも日常や仕事でもトラウマを負いやすく、
普段生活中にいやな体験がフラッシュバックするようになってしまいました。
医学的な「トラウマ」とは事故や災害など命を脅かされるような
体験や目撃をするといった体験の記憶を意味します。
一方で私たちの生活の中で
「先生や上司に怒られたことがトラウマ」のようにつらい体験、苦手意識
でトラウマという言葉をよく使いませんか?
他にも例えば
・車の運転でヒヤリとする体験
・失恋の経験
・大恥をかいた出来事
などなど
病院に行くほどでもないけど日常生活で
悪夢を見て飛び起きる、大失敗したときの映像や記憶が突然よみがえるなど
ふと嫌な体験や場面がフラッシュバックすることって結構あると思うんです。
そこでトラウマの克服方法、フラッシュバックの対策や改善を調べるついでに
こちらでも皆さんに共有しようと思いこの記事を書いています。
普段はペン画家として全国で描いた絵の展示や販売をしています。
なので何の資格もなければカウンセラーでもありません。
日常生活に支障をきたすほどのトラウマは精神科や心療内科を受診してくださいね。
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トラウマとは
トラウマとは心の傷のことを言います。
単なるストレスとは異なり過去のストレスフルな内容が後の人生に様々な影響を及ぼすような意味で使われます。
トラウマによる反応には身体的症状と行動の変化があります。
無気力・吐き気やめまい・頭痛・イライラする・
感情がなくなる・トラウマ場所を思い出す回避・引きこもるなどがあります。
これらの反応はひどい体験やショックを受けたときに誰でも起こる症状です。
大体は時間経過で徐々に収まってきますが、反応の現れ方や回復の仕方は人それぞれです。
フラッシュバックとは
トラウマになる出来事が鮮明に思い出されて気分が落ち込んだり、
しんどくなる状況が続くことを言います。
夢の中で再体験が繰り返されるなど、
トラウマになる出来事が何度も頭の中で再生されている状況であり、
強い恐怖や感情がよみがえってくるものです。
自分の意思で思い出しているのではなく、
似ている状況や出来事などがきっかけで心身が反応してしまう症状です。
トラウマから立ち直るために出来る事
生活に支障をきたすほどではないけど過去のつらい記憶にとらわれて生きづらさを感じている方は多いのではないでしょうか?
しかしながらそんなトラウマを克服した人には心理的成長が見られるという研究結果もあり
読んだり、話したり、書くことで心を安定させ乗り越えた先に
心の浄化や心の強さが増したりより柔軟になったりするそうです。
マイペースを心がける
トラウマ反応は誰でも起こる反応です。
早く回復・克服しなきゃと焦る必要はありません。
回復のペースや仕方は人それぞれなので
自分のペースで頑張りすぎないようにしましょう。
自分が安心できる場所やモノを用意する
安心できるとトラウマを乗り越えやすいようです。
リラックスできるお茶を飲んだり、お気に入りのぬいぐるみを触ったり、
ホッとできる場所やルーティンを用意しておくのが良いでしょう。
信頼した人に話を聞いてもらったり、気持ちや反応について話すことでも回復しやすくなります。
普段の生活をする
少しづつ普段の生活をするよう小さなことから意識していきましょう
規則正しい生活をするよう心掛け、十分な睡眠や適度な食事をとることを意識しましょう
自分で気持ちや生活をコントロール出来ているという感覚が回復するために重要だそうです。
トラウマ経験は過去の出来事だと意識する
フラッシュバックとは過去の出来事がふとよみがえってしまうことなので、
そのトラウマ体験は過去の出来事であるはずです。
フラッシュバック=過去の出来事であることを日ごろから意識しておくことも大切です。
もしトラウマを想起しても「それはもう過去の事」、「今は安全な場所にいる」など
自分に言い聞かせると楽になるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
日常的にフラッシュバックや失敗が怖くて勇気が出せない方向けに
克服の仕方を紹介しました。
改めて記事を書いている本人は専門家ではありませんので
日常生活に支障をきたすほどのトラウマは精神科や心療内科を受診してくださいね