11/28-12/3 二人展「不図の美学」

展覧会概要

不図(はからず)の美学テーマ文

この度、細密画を制作するwogaと安藤光の二回目となる二人展「不図の美学」を開催します。
無意識的に抽象細密画を制作する二人ですが、本展ではお互いの共通認識をすり合わせ、
「私たちはいったい何を描いているのか」を掘り下げた展示となります。
一見似ているようでそれぞれ違ったアプローチで描かれる二人の世界をお楽しみください。

展覧会詳細

会期:2023年11月28日(火)-12月3日(日)
11:00-19:00 最終日は17:00まで

会場:The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9,2F ACT4
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅 出口1より徒歩7分
JR総武線「信濃町」駅より徒歩7分

入場料:無料
在廊:安藤は12月1日(金)2日(土)3日(日)在廊予定
展示内容:新作含む10点以上の線画を展示・販売(通販あり)
ほか作品集などのグッズを会場にて販売展覧会ページ

ンラインショップ 販売期間11/28-12/10 17時まで

二人展 不図の美学 展示風景

作家プロフィール

woga

自然現象・風景を表現したい想いがあります。ただ、そのままに描くのではなく、
自身の身体を通った自分なりの感覚的・概念的な表現をしたいと考えています。
その方法のひとつとして、「無意識的に小さな形を繰り返し描く」という試みをしています。
「思い通りに描きたい」という思いから離れて、無意識的に描くことで、
自然現象・形の概念的な表現ができるのでは、と考えています。
 
1982 山形県生まれ
2015 展示活動開始

主な展示歴、活動歴
2015 狂喜乱舞展 (The Artcomplex Center of Tokyo)
2015 リビドー展 (新宿眼科画廊)
2016 OROFES VOL.5 (The Blank Gallery)
2017 【個展】I/O woga solo exhibition (ガレリア原宿)
2018 ARTCONNECTION4 (ギャラリーオフグリッド)
2020 2019年度 大細密受賞者展 (The Artcomplex Center of Tokyo)
2020 【個展】woga solo exhibition -shapes- (Artcomplex Center of Tokyo)
2021 2020年度 大細密受賞者展 (The Artcomplex Center of Tokyo)
2021 【二人展】hikaru ando x woga exhibition (The Artcomplex Center of Tokyo)
2022 2021年度 大細密受賞者展 (The Artcomplex Center of Tokyo)
2022 【個展】woga exhibition -phenomenon- (Artcomplex Center of Tokyo)
2023 語る抽象画展14 (Artcomplex Center of Tokyo)
2023 ACT.ion -first-展(Artcomplex Center of Tokyo)

安藤光

自然の造形にはミクロからマクロなものまで共通点であるフラクタル構造が存在します。
偶然+無意識で微細なパーツを描きこんでいくと、自然界に存在する数学的に定義できない
フラクタル要素を含んだモノへと収束していきます。手書きによる必然の積層が限りなく必然が
希薄な状態を作ります。アクション性の描画、自動筆記などの「偶然」とは別な視点から疑似的な
偶然の発現を模索しています。

1986 福島県福島市生まれ・在住
2008 石巻専修大学 理工学部 基礎理学科 卒業
2009 画家活動を始める

主な展示歴、活動歴
2012 個展 ドローイング細密画展@アートギャラリー絵の具箱/東京 ※以降年1回開催
2014 個展 無題@美の起原/東京
2015 美術新人賞デビュー2015 入選
2015 walk the line -線に生きる、20代の作家たち-@ギャルリー志門/東京
2017 大細密展2017@The Art complex Center of Tokyo/東京
2017 2017美の起原展 奨励賞受賞
2019 武蔵野アール・ブリュット2019@武蔵野市立吉祥寺美術館/東京
2020 悪の建築展:最終章「大祭」@アーツ千代田3331/東京
2021 武蔵野アール・ブリュット2021@武蔵野市立吉祥寺美術館/東京
2023 いい芽ふくら芽inTOKYO2023@大丸東京店/東京

個展 -未分化のかたち- に続き自分が何を描いているのかを分析・考察した展覧会
『未分化のかたち』では不定形をテーマになにものではなくともすべての可能性をはらんだものが物理的に存在することを表現しようとした。本展覧会ではwoga、安藤の制作に対する共通点を探り、どこまでが共通認識、どの地点から分岐していくのかを掘り下げ、無意識的行為の繰り返しから何が出力されるのかをテーマにその答えを示す。


是非この機会に足を運んでいただけると幸いです。
よろしくお願い致します。