目次
「絵が苦手だから、子どもと一緒にお絵描きするのはちょっと…」
そんなふうに思っていませんか?
でも実は、親の“上手さ”よりも大切なのは、いっしょに楽しむこと。
この記事では、絵に自信がない親でも、気軽にお絵描き時間を始められるコツとアイデアを紹介します。
準備も簡単。特別な道具もいりません。さあ、気楽にペンを握ってみましょう!
絵が苦手な親にこそ、お絵描きをおすすめしたい理由

◎子どもは「完成度」より「一緒の時間」を求めている
子どもにとっての楽しい時間は、「親と一緒にやること」そのもの。
絵の“上手い・下手”なんて気にしていません。
◎親が「描く楽しさ」を見せることが最高の教育になる
「完璧じゃなくていいんだ」
「やってみたら楽しいんだ」
そんな姿勢を見せるだけで、子どもは安心して表現できるようになります。
◎創造力とコミュニケーションが同時に育つ
一緒に描くことで、普段の会話では出てこない気持ちや発想が見えてくることも。
「子どもの中にある世界」に親が触れる、貴重な時間になります。
絵が苦手な親でもできる!お絵描きの始め方5ステップ
1. 「一緒に落書きしようか?」から始める
最初のハードルは低く。
「お絵描きしよう」より「落書きでもする?」くらいが気楽で◎。
2. 道具は100均・家にあるもので十分
・コピー用紙
・色鉛筆やクレヨン
・ボールペンやマーカー
豪華な画材は不要。むしろシンプルな方が自由に遊べます。
3. 上手に描こうとしない
「何これ、ヘタ〜!」なんて笑いながらでOK。
“完璧を目指さない”のが、子どもにとっても居心地の良い空間になります。
4. テーマを決めず、気分でスタート
「何描こう?」から始まると悩みます。
無理にテーマを決めず、線を1本引いて「これ何に見える?」と広げていくのもアリ。
5. 終わりも自由。10分で終わってもいい
飽きたらすぐやめてもOK。
“やりきること”より、“一緒に手を動かした時間”が大事です。
おすすめのお絵描きアイデア5選(親が苦手でも楽しめる!)
◎1. なぞるだけお絵描き
絵本の表紙やぬりえ、雑誌の写真を下敷きにして「なぞる」だけでも立派なお絵描き。
“描けた感”もあり、親も気楽に楽しめます。
◎2. まる・さんかく・しかくからキャラクターを作る
「○で顔」「△で体」など、図形だけで遊びながらキャラづくり!
子どもも発想を膨らませやすく、親の苦手意識も消えます。
◎3. お互いの似顔絵を描きあいっこ
似てなくてOK、むしろ笑えるほど面白い。
「それパパ?ウソでしょ〜!」なんてやりとりもいい思い出に。
◎4. 一筆ずつ描いていくリレー絵
親が一筆描いて、子どもが次を描く…交互に描いていくことで、思いがけない絵が完成。
「何これ〜!」と笑いが絶えません。
◎5. 描いた絵に名前をつけてみる
ただ描くだけでなく、「このキャラに名前つけよう!」
「この動物、どこに住んでると思う?」など、想像を膨らませて遊べます。
よくある不安Q&A
Q. 絵が下手で子どもに笑われたらどうしよう?
→ むしろ笑いをとりにいってOK!
「ママが描くと変でしょ〜!」と自虐ネタにすると、子どもも安心して自由に描けるようになります。
Q. 子どもに「上手に描いて」って言われたら?
→ 「上手じゃなくても楽しい絵ってあるんだよ」と伝えながら、
一緒に描いて見せてください。
大人の不器用さは、むしろ“見本”になります。
まとめ|親が絵に苦手意識を持っていても大丈夫!
子どもとのお絵描きに必要なのは、**スキルではなく「心のゆるみ」**です。
完璧じゃない線こそ、子どもと共有する「温度ある時間」になります。
失敗もOK、描き散らかしてもOK。
描いて笑って、ちょっとだけ想像力をふくらませて──
それだけで、絵を描く時間は「親子の宝物」になります。




