10/8-10/13『語る抽象画展 vol.17』(新宿)

The Artcomplex Center of Tokyo(ACT)企画
グループ展「語る抽象画展 vol.17」に出品します。

10/10追記 会場の様子を撮影した動画がYouTubeにて公開されました。(安藤作品は2:50~)

展覧会概要

世紀を超え、地域を超えて広がり、表現方法の幅を広げ続けてきた抽象画。

そんな抽象画を現代作家はどのようにとらえ、どのように自身の表現としているのか。
それぞれの出展作家が表現する世界を目で見て、肌で感じて頂けますと幸いです。
今回、語る抽象画展は第17回を迎えます。
たくさんのご来場お待ちしております。(HPから抜粋)

展覧会詳細

■開催期間 2024年10月8日(火) – 10月13日(日)
■開催時間 11:00-19:00 最終日は17:00まで
■入場無料 月曜休館
■会場:The Artcomplex Center of Tokyo
    東京都新宿区大京町12-9 2F ACT1

オンラインショップ ※オンラインショップは初日17時より販売開始予定
10/1317:00まで

※尚、安藤の在廊はありません。ご了承ください

展示内容

無題2023050701/ケント紙、ガラスペン、ボールペン/255×178mm/2023年
無題2018052401/ケント紙、ガラスペン/594×420mm/2018年

本展ではグループ展ではあまり公開してこなかった
ガラスペン画を3点、
グッズとしてドローイング原画3点
を販売予定です。

『作品解説』

活動初期から制作してきた手書きによる「ほぼ偶然」の発現を主題とし、単色の線画を制作してきた。2018年頃から線そのものに濃淡や色の変化をつけるため制作したスピンオフ。

均一な線を引きつつ容易に色を変えられるガラスペンという画材を選択し、
ほかのペンには代替できない描画法を模索した。

従来線画の「マス目」ではなく「線」なのは線自体に色がつくので枠の中を塗る必要がないこと、
線が乾くのが遅く隣接すると色の影響を受けるので地続きで描けないことで現在のスタイルとなる。

ガラスペンに水とインクを交互に吸わせペン先の中で積層させていき筆記するまでインクの濃淡が分からない状態にすることで作者の意図から離れ、主題とする「ほぼ偶然」を作り出すことを試みた。